B1グランプリ明石 2019 NOV
兵庫県明石市で開催された B1グランプリ明石 、無事に閉幕。
結果は、優勝ともいえるゴールドグランプリが、三重県津市の「津ぎょうざ」。次いでシルバーグランプリは北海道釧路市「ザンタレ」、ブロンズグランプリは静岡県袋井市「たまごふわふわ」でした。
お城エリアの会場(明石城・県立明石公園)は広大。もう一つの会場、海峡エリア(明石市役所周辺)までは徒歩で20分ほどかかりました。
食はその土地ごとの気候風土によって生まれ育つと言いますが。名物の明石焼きから分かるように、明石の人たちは出汁と玉子に深い恵愛を感じる。意外? だった袋井「たまごふわふわ」3位入賞の健闘は、この開催地の味覚にハマったように思える。三重「津ぎょうざ」も、土曜の夜に「餃子の王将」に地元民が行列してましたし、地元グルメ情報で餃子専門店や鉄板焼き店が目についたので。餃子人気の高い土地柄を感じました。
コレだから全国区の味バトルは面白くって奥深い。「狭いようで広い日本」ちょっとした違いで人の好みも変わる、津々浦々にある多彩な味わい。知らなきゃソン、食べなきゃもったいない。
*「富士宮やきそば」は友好出店のため一般投票から除外
明石のマチを歩いた印象。関西中国地方、瀬戸内海からのさまざまな文化風俗が混じる港町。タコ・穴子・鯛がスリートップ。牛肉も好き。立ち飲み屋が多い。地元民は食べ歩きが好きそう(食い道楽気質)。明石城の石垣は超立派。飲み物はコンビニより自動販売機でお得に買える。
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B1グランプリ明石 令和元年11月23日24日開催
富士宮やきそばノボリ旗にまつわる大きな誤解。【 注意喚起 】
知ってもらいたい、マジメで大事なお話し。富士宮やきそばのノボリ旗についての解説です。市内各所やイベントなどで、よくオレンジ色のノボリ旗を見かけると思いますが。実はこの富士宮やきそばノボリ旗を掲げる一番の目的は、「富士宮やきそばが有る、やきそばを売っている」というアピールではありません。では一体何なのかといえば、ノボリ旗を掲げる店や業者などが「富士宮やきそばを使ったマチ起こし」に「賛同する」意思表示であり証しに他ならないです。ノボリ旗を立てる資格を受けるための加盟についても、地域おこし活動に賛同また協力したいと判断した人や店舗などから申し出で、自主的に登録を行ってます。(勧誘や強要はしてないそう)
富士宮やきそばノボリ旗=地域起こしの象徴!!
そもそも旗はシンボルとして作為的に掲示されるもの。富士宮やきそばのノボリ旗が増えることは陣取り的にも明確な、成果の見える化 なんです。まずはこのことを分かってもらいたい、と思います。
ただし、諸刃の剣のように見過ごせない問題も起こっています。それはノボリ旗の役目は宣伝や商売だろうと思っている人たちが相当数いるところ! 事情を知らなければ、ニョキニョキ「雨後の筍」のごとくノボリ旗が増えてうっとしい。嫌悪感をもった意見がでるのは仕方ないでしょう。周知努力を含めて関係先の管理運営面の責任は当然あると思います。
富士宮やきそばノボリ旗(有無だけ)で店選びはヤメよう!!
申告を信頼し。地域おこしに賛同すると云ってくる以上、加盟を拒む理由もなく。ノボリ旗は増殖していくので、いい店もダメな店も混り共存します。それぞれの素性や技量は不明瞭でピンキリです。過去の話はともかく、現在また今後を考えれば、店や業者の良し悪しはノボリ旗などの有無では図れない。ほんとに注意してください。
地域おこしは建前、利己最優先の店や業者は少なくない!!
バツグンの知名度を誇る富士宮やきそば。腹の中でこの絶大な恩恵を利用しようと目論んでいる店や業者は数えきれません。マチ起こしの根幹は郷土愛です。商いの成立は大事ですが、あまりに愛のない方や行為が無くなりません。
良い店・悪い店を感じとり、見分けよう
富士宮市内また近隣に店舗等を構えるところは、リアルな世間体があるうえ、情報を得られるため必然的に素性やレベルを伺い知ることができますが。イベント等だけに現れる出店や露天商、および遠方など目の届きにくい店などは、何かしら残念な部分が多いように感じます。ノボリ旗や看板、装飾など、これ見よがしに猛プッシュする店や業者はアウトオブ眼中が正解。
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富士宮 しぐれ焼き【完全公開】焼き方と特徴
実は地元民にとって富士宮やきそば以上に、思い入れやこだわりの強いものが富士宮風お好み焼きであり、富士宮しぐれ焼きです。これまで富士宮やきそばばかりフィーチャーされてきましたが、これからは一歩踏み込み、富士宮しぐれ焼きに大注目。富士宮やきそばと富士宮風お好み焼きの神コラボを楽しんでください。
富士宮 しぐれ焼き(ノーマルタイプ調理例)
重ね焼きタイプの富士宮風お好み焼きがベースになります。今回の紹介画像はイカや玉子などのトッピングをしない場合です。
1.まず生地を鉄板に円形にうすく広げる。
2.切ったキャベツやネギなど具材を重ねてしばらく焼く。
3.空いたスペースで富士宮やきそば特有の「むし麺」を焼く。
4.焼きそば(むし麺)を重ねて乗せる。
5.「肉カス」をのせて焼く。「肉カス」は富士宮の食文化を語るうえではハズせない特有の食材。
6.紅生姜などをのせる。(写真手前が富士宮しぐれ焼き。後ろ3つは富士宮風お好み焼き・豚肉トッピング)
7.焼き具合をみて生地を上からまわしかける。
8.タイミングを見極めて一気にひっくり返します。
9.焼き手の技量や人柄があらわれるコテさばき。上手な人は動きが淀みなく美しい。
返した後、焼き上げながら、コテで平たくします→<ポイント>解説
10.焼けたらソースを刷毛でしっかり塗りつける。
<完成>
富士宮やきそば同様に削り粉(鰯や鯖)と青海苔粉を振りかけて出来上がり。
見た目は、ほぼ富士宮風お好み焼き。とても残念なのは写真映えしないところ。味わい優先、飾り気のないご当地グルメだと受けとめてください。
「しぐれ焼き」名の由来は、焼く音が雨音(しぐれ)に似ているから。焼き上がると麺が時雨模様に入るからなど幾つかあります。
<ポイント>
富士宮しぐれ焼きと富士宮風お好み焼きは、コテ(ヘラ)で押さえつけ全体を平らに形成します。フチより中央部が少し盛りあがるよう湾曲させるのが特徴。同系である重ね焼きタイプの広島風お好み焼きと違う点です。
富士宮やきそばが中から登場。富士宮やきそばのモチモチ感が相乗した独特の世界、ボリューミーで食べ応えがあります。
富士宮やきそばと富士宮風お好み焼きを別々に注文すればいいじゃんと思うのは早計。しぐれ焼きならではの混然一体の味覚は別物です。
しぐれ焼きにしろ、富士宮やきそばにしろ。作り方はお店や焼き手によって少しづつ違います(けっこうアバウト)。レシピ的というよりもセンスや流儀のように感じます♡
富士宮っ子に言わせれば、富士宮やきそばは基本的に家で作って食べるもの。(家に鉄板がなくて作れない)富士宮風お好み焼きは外で食べるものだそう。そのため、お好み焼きの店選びや美味しさにシビアで一徹な人たちがたくさんいます。
備考
●広島風お好み焼き(重ね焼きタイプ、焼いた生地の上に具材をのせる、麺(焼きそば・うどん)が入る)。
●関西風お好み焼き(混ぜ焼きタイプ、生地と具材を混ぜ合わせる、麺を加えたものがモダン焼き)。
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【 新名称 】富士宮やきそばアンテナショップ 2019年8月
富士宮市宮町、浅間大社前 「お宮横丁」にあります、富士宮やきそば店舗等の名称が変更しています。マスコミ および メディア 関係のみなさまは、注意が必要になってます。
旧) 富士宮やきそば学会アンテナショップ
↓ ↓ ↓
新) 富士宮やきそばアンテナショップ
*「 学会 」の二文字が取れています
● 富士宮やきそばアンテナショップ ( 管理運営 株プロシューマー )
* 住所・電話番号等は変わりません
〒418-0067 静岡県富士宮市宮町4-23 お宮横丁内
TEL 0544-22-5341 / FAX 0544-22-6147
「富士宮やきそば」に関わる管理運営体制などが変ったことが改名の理由です。
名称変更以外の情報についても随時、開示されるという話です。
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